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京都市の英語専門家庭教師

京都市の英語専門家庭教師「高校生で、一生役立つ勉強を」

英単語を覚える方法

前回、前々回と英単語の理解についてお話ししてきました。

今回はそうしたステップを踏んだ上で、いよいよ“覚える”方法をお話しします。

スポーツで例えるなら、正しいフォーム教わった後の”素振り”です。

何をどれだけ繰り返すべきか、適切な方法を身につけましょう。

 

1回あたりの負担を小さくする

まず大切なのは、1回あたりの作業量を抑えることです。

例えば、やみくもにスペルを書きなぐるような作業は行うべきではありません。

最低でも1,000以上ある英単語すべてに、和訳とスペルを同時に覚えようとするのは時間のかけ過ぎです。

 

その代わりに、目と耳と口の3つをフル活用します。

つづりをよく見て発音し、音の響きや語源、接頭辞と接尾辞など、意味を思い出すヒントがないか集中しましょう。

赤シートで和訳を隠し、素早く答えていきます。

 

1語あたりにかける時間は、せいぜい5~6秒です。

思い出せない、ど忘れしても立ち止まる必要はありません。

答えを確認してテンポ良く次に進みましょう。

 

見直しを複数回に増やす

この方法で行う見直しを、1日に複数回行います。

「暗記が苦手」「思うよう進められない」という人にありがちな、回数不足を脱しましょう。

 

この点の効果を説明するものとして、次のような例がよく知られています。

ある物事に触れる時間と回数が、記憶にどう影響するかというお話です。

 

1年のうち、2日半まるまる行動を共にするAと、毎日10分ずつ行動を共にするB、2人の人物がいるとします。

1年後、よりあなたの記憶に残っているのはどちらでしょうか(2人から受けるそれぞれの印象は同じとします)。

 

どちらとも総じて約60時間過ごす点に違いはありません。

にもかかわらず、後者と答える人が圧倒的に多いのです。

 

英単語の暗記も同様で、1度に時間をかけ過ぎるより、細かい時間を何度も繰り返す方が効果的ということです。

学校のテストで直前に必死で暗記をしても、その後放置してあっという間に忘れてしまったという経験があればわかりやすいですね。

 

一度にかける時間は最長5分

先の方法で気楽に行えば(1語あたり5~6秒)、5分で50個見直すことが可能です。

 覚えたばかりで難しいと感じる範囲なら、時間を短くして3分に30個でも構いません。

反対に、自信のついた範囲であれば5分で倍の量進めるなど、アレンジしてみて下さい。

 

繰り返しになりますが、なかなか覚えられないものが多くてもあまり気にせず続けましょう。

2個に1個答えられるようなら、そのまま続行して問題ありません。

短時間でも継続して行っていれば、自然と覚えてしまうものも増えていきます。

 

勉強の合間か生活のすき間時間で行う

最後に注意すべき点を挙げておきます。

それはこれらを勉強の中心としないことです。

 

英語は英単語の暗記だけで成果を出せる教科ではありません。

基本の知識であって、それらを運用する英文法や長文読解が待ち受けています。

語彙力がついてくると「もっと覚えよう!」と積極的になるのですが、勉強量のバランスを意識しなければなりません。

 

5分でできることだからこそ、いつやるのかが大切です。

学校の休み時間や食事の前後、通学のバスや電車内など、生活のすき間時間を有効活用しましょう。

机に向かう時間で英文法や長文読解と使い分けできれば、文句はありません。

 

朝昼夕に5分、1日15分の勉強で、毎日150個の英単語を見直しできる人になれます。

まずは今日一日だけでもクリアして、その感覚を身につけてみて下さい。

小さくてもきっと達成感があるはずです。

もし三日坊主になったとしても、またすぐに再開すれば良いのです。