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京都市の英語専門家庭教師

京都市の英語専門家庭教師「高校生で、一生役立つ勉強を」

onの覚え方で分かる、英単語の正しい理解

今回は英単語の理解についてお話しします。

英単語は勉強のスタート地点ともいえる基礎知識。

 理解の仕方ひとつで、長期的に成長できるかが決まります。

 

on ~「~の上に」で覚えていたら注意

タイトルでも挙げたonという英単語を例にお話しをしましょう。

中学校の英語で登場し、恐らく誰もが目にしたことのあるon。

では皆さんはこの英単語、どう覚えているでしょうか?

 

「~の上に」という和訳をイメージされたなら、今回のお話を最後まで読んでいただいて損はないと思います。

その和訳が決して間違いではありませんが、理解を深めるという視点では覚え方として不十分です。

なぜかというと、onを含む英語表現を増やすにはほとんど役に立たないためです。

 

大学受験に頻出の表現を例に挙げてみます。

a picture on the wall「壁にかかっている絵」

insist on ~「~を主張する」

on ~ing「~するとすぐに」

 

ご覧のとおり「~の上に」という言葉は一向に出てきません。

 では、どのような理解の仕方、覚え方なら有効なのか。

それはずばり、コアミーニングという視点をもつことです。

 

 和訳とは異なる、コアミーニングを知ろう

コアミーニングとは、ある単語の本質を表すキーワードのようなものです。

特定の場面でしか使えない、個別の和訳ではありません。

一見ばらばらに見える和訳パターンに潜む共通点こそがコアミーニングです。 

 

あらためてonを例にとって考えてみましょう。

onのコアミーニングは“密着”です。

位置関係が上下かどうかではなく、物事がぴったりと貼りついた様子を表す、そんなとらえ方をしてみて下さい。

 

では、これを先の表現に当てはめてみます。

a picture on the wall「(地面に対して垂直でも)絵が壁に密着している→壁にかかっている絵」

insist on ~「(目に見えなくとも)気持ちがある意見に執着している→~を主張する」

on ~ing「ある出来事が別の出来事に時間差がなく発生する→~するとすぐに」

 

何かと何かが“密着”した様子を表すのがonだと理解すれば、全て共通点をもつ英語表現として見えてきたのではないでしょうか。

 

コアミーニングを理解した単語は暗記しやすく忘れにくい

もちろん、単語帳や参考書にある和訳をお手本として覚えることは最終的に必要です。

しかし、わけも分からず丸暗記を強いられた場合と比べると、コアミーニングを知った上で暗記した知識は後々の定着度に大きな差があります。

覚える時点での労力やストレスを減らすことも期待できます。

 

皆さんはこれまでコアミーニングの理解を意識されていたでしょうか?

厳しい言い方ですが、核心を理解していない単語の暗記で得られる力は微々たるものです。

大学受験を目指す場合も同様です。

個別の知識の背景にあるつながりを知らずに、すべてを丸暗記するのは物理的に不可能です。

 

コアミーニングを焦らず確実に理解して、より多くの英語表現を覚える方法を実践して下さい。